みなさん、こんにちは「マナボックス」の菅野です。

今回で、第83回目です。

行動経済学は、ビジネスにもよく使えるノウハウです。「宿題やれ」って言われるとやる気なくしません?リバタリアン・パターナリズムはご存知ですか?自由な選択を尊重(リバタリアン)しつつ、気づかれないように人の意思決定に介入してより良い意思決定に導くことです。ナッジなんて言い方もします。

ベトナム人のリンさん(日本語2級で日本への留学経験あり!しかも若い!)と一緒にベトナムのニュースについて解説していくコーナーです。

本日のテーマは、「90人の米国CEOがバイデン米大統領にベトナムへの新型コロナワクチン供与を追加するよう要請」です。

りんさん
りんさん
こんにちは!リンです。

90人の米国CEOがバイデン米大統領にベトナムへのワクチン供与を追加するよう要請

りんさん
りんさん
今回はこちらを選んで翻訳し、解説しました。8月15日付けのニュース

>>90人の米国CEOがバイデン米大統領にベトナムへの新型コロナワクチン供与を追加するよう要請

米国大手ブランドからの90人のCEOは、ジョー・バイデン米大統領に、ベトナムへの新型コロナワクチン支援をスピードアップすることを提案しました。

 

ベトナム縫製協会(Vitas)からの情報によると、ジョー・バイデン米大統領へのレターの中で、アディダス、コーチ、ギャップ、ハネブランド、ナイキ、VF、アンダー・アムールなどの多くの米国大手ブランドのCEOは、ベトナムが米国の重要な経済パートナーでもあり、強靭なサプライチェーンでもあると強調しました。しかし、現在、米国市場で2番目に大きいアパレル・フットウェアのサプライヤーは、深刻に発生した第4波の新型コロナウイルス流行に直面しています。

 

バリューチェーンの接続性により、ベトナムの製造業は、米国で300万人を雇っている多くの製造業のサプライヤーとなりました。そのため、それらの米国の製造業は、ベトナムの産業の「健康」に直接かつ大きく依存しています。

 

そのため、ワクチン供給プログラムを通じて、ベトナムの主要な工業生産業界が迅速に回復すれば、米国の市場及び各企業に関連する分野・業界におけるサプライチェーンの混乱のリスクに直接影響を与える要素を最小限に抑えることができます。

 

また、Vitasによると、810日に、ベトナム縫製協会(Vitas)とベトナム皮革・履物協会(Lefaso)の代表者は、各米国ブランドのCEOとのミーティングがあり、ワクチン接種キャンペーンの手段と各工場の段階的な回復ソリューションについて相談しました。

 

Vitasは、8月末に行われるカマラ・ハリス副大統領とベトナム政府の首脳のハイレベル会合で、ベトナムと米国のサプライチェーンを維持する対策について詳細に話し合うことを期待しています。これに基づき、両国間のサプライチェーンを維持するソリューションは9月にすぐ実施されます。

 

以前、7月末に、アメリカン・アパレル・フットウェア協会(AAFA)は、1,000の企業の代表としてジョー・バイデン米大統領にベトナムへの新型コロナワクチン供与を追加するよう要請する手紙を送りました。その中で、米国市場向けのサプライチェーンにおけるベトナムの重要な役割を強調しています。

 

7月中旬、米国は、世界保健機関(WHO)とワクチンと予防接種のための世界同盟(GAVI)のCOVAXファシリティを通じて、ベトナムへの500万回分のモデルナワクチン支援を行いました。

 

今まで、ベトナムは、VNVCの契約、Covaxファシリティ、各国政府間援助という3つのソースから各種の約1900万回分の新型コロナワクチンを受け取りました。このうち、アストラゼネカは1,150万回分、スプートニクV12,000回分、ファイザーは746,000回分、モデルナは500万回以上、シノファームは150万回です。

 

現在、全国で各種の1250万回分以上の新型コロナワクチンが供給されました。そのうち、1,120万人は1回目の接種、130万人は2回目の接種を受けました。

ワクチン の普及がキーになるのか?

菅野 智洋 会計士  
菅野 智洋 会計士  

南部でのコロナ感染の数は急激に増えていますね。この調子だと、隔離が引き続き行なわれますが、それは経済の死を選択しているともいえます。

こちらについても留意しなければいけません。なぜならば、人類の幸福に関連するからです。経済を犠牲すると、命にも関わるはずです。

新型コロナウイルスによるベトナム繊維業への影響と各企業の防衛策。そして、ベトナム政府の税制という点からの支援

りんさん

自分の意見ですが、現在、ベトナムでの新型コロナウイルス流行の状況は本当に複雑で、社会経済発展に様々な悪い影響を与えています。そういう背景で、米国の政府は、ベトナムへの新型コロナワクチン支援の追加策を承認すれば、ベトナムは新型コロナ感染症が抑制できるだけでなく、米国の多くの企業も大きな利益を受け取れます。それによって、両国間の経済協力は必ず強化されると思います。

菅野 智洋 会計士  
菅野 智洋 会計士  

ワクチン については、賛否両論ありますが、早く移動できるようになりたい!