「迅速さと高い効率で、企業価値を高める」——これらを実現すべく、Acxess Intelligent Solutions Co., Ltd. は、ITソリューションのコンサルティングから導入、保守・運用までを一貫して支援するサービスを展開しています。
最大の強みは、高ROI(投資利益率)とスピーディーな導入プロセス。ビジネスのスピードが問われる今、同社は“すぐに成果につながるIT”の実現にこだわっています。
さらに、アジア各地に広がるリソースと多言語対応の人材ネットワークを活かし、日本国内にとどまらない“グローバル連携型のサポート体制”も構築。
とくにベトナムにおいては、日本との密な連携の元、導入後の安定運用や保守サポートまで一気通貫で支援を行っています。
そんな同社を率いるのが、代表取締役の山川敦士氏。
日本の“失われた30年”に終止符を打つには、労働生産性の劇的な改善が必要だという信念のもと、
ベトナムにおけるベトナムでの雇用創出と、日本企業のDX推進を同時に実現するビジネスモデルを描きました。
「日本とベトナムがチームになることで、
もっと速く、もっと価値のある成果を出せると信じています。」
今回は、日越協業型のITソリューション事業という新たな挑戦に取り組むAcxess Intelligent Solutions Co., Ltd. 代表・山川敦士様に、会計事務所マナボックスを選ばれたきっかけや、実際に利用して感じたことについてお話を伺いました。
- 業種:ITソリューション(SAP社製品の導入、運用・保守、それらのコンサルティング)
- 従業員:4名
- URL:https://www.acxess-is.com/
- 導入サービス:ベトナムの会計・税務、顧問支援
この記事のもくじ
ここがポイント!
情報発信力と提案のわかりやすさで、信頼できる第一候補に
ブログやウェビナーなどのコンテンツが充実していて、会計に関心のある立場から見ても「学びがある」と感じられる内容ばかり。支援の範囲や費用も明快で、複数社比較の中で群を抜いて信頼できると感じた。法律や制度の話だけじゃない、“現場目線”でのアドバイスがもらえる
法律や理論の説明にとどまらず、「実務でどうすればいいのか」という問いに、具体的かつ現実的な視点で寄り添ってくれる。まさに現場を知る専門家としての支援が受けられる。“任せる”ではなく、“一緒に成長していける”パートナー
ただ業務をアウトソースするのではなく、自分たちの経営や仕組みをより良くしていく伴走者のような存在。コンテンツやサポートを通じて、「一緒に成長する」という姿勢が伝わってくる。
今回、マナボックスベトナムのパートナーとして選んだきっかけを教えてください。
〜“教えてもらう”じゃない。“共に学ぶ”パートナーシップ〜
ベトナムでの事業立ち上げを検討していた当時、私たちが興味を持っていたのは、日本語ができて、会計の実務にも強い現地人材でした。
情報を探すなかでたどり着いたのが、マナボックスベトナムのWebサイト。
もともと、ブログや教育活動などでその存在は知っていて、「しっかりした会計事務所だな」と印象に残っていたんです。
さらにいくつかのベトナムで会計事務所に見積もりを依頼して比較した際、
マナボックスの提案は、作業内容が明確で、報酬体系もシンプルで分かりやすく、非常にバランスの取れた内容でした。
それだけでなく、日本人の専門家が、まるで自分ごとのように親身に耳を傾けてくれる姿勢にも心を動かされました。
「この人たちなら、私たちのビジネスを本気で支えてくれる」——そう感じました。
また、ウェビナーやブログなど、ベトナム実務に役立つ情報を発信し続けている姿勢にも共感しました。
単なる“受託型の会計サービス”ではなく、共に学び、共に成長していける関係を築ける——そんな可能性を感じたんです。
実際、私たちもSAPというERPを軸に、日系企業に向けた業務改善・経営支援を行っており、会計の知見は欠かせない領域です。
だからこそ、会計に強く、かつ学びの姿勢を大切にするマナボックスは、まさに“攻めの経営”を共に歩めるパートナーだと確信しました。
実際にマナボックスベトナムの支援はどうでしたか?
〜頼りになるベトナム人スタッフ、現場目線のアドバイスが助かっている〜
実際にマナボックスの支援を受けてみて、まず最初に伝えたいのは、担当してくださっているベトナム人スタッフのハーさんへの感謝です。
やりとりのひとつひとつに丁寧に対応してくださり、
「こんなに真剣に向き合ってくれるんだ」と感じる場面が何度かありました。
サポートの手厚さとスピード感に助けられました。
また、ベトナムで事業を展開していると、予想していなかった課題が次々に出てきます。
例えば、物価の上昇や人件費の見直しといった経営上の判断から、現地スタッフのモチベーション管理まで、どれも正解がひとつではありません。
そんなときに、マナボックスベトナムは
“実務の現場”を知っている立場から、実用的で具体的なアドバイスをくれます。
「法律ではこうです。一般的にはこうです」ではなく、
「今の御社の状況では、こういう選択肢がありますよ」と、視点を合わせてくれる。
その寄り添い方に助けられたと思っています。
たとえば、日本からの送金方法を検討していた際には、
いくつものオプションを整理して、メリット・デメリットを分かりやすく比較してくれたことで、
最適な選択ができ、スムーズに意思決定することができました。
特にベトナムでは、ネットで調べても出てこない情報が本当に多いんです。
だからこそ、現地をよく知る専門家からのアドバイスや“肌感覚”が何より貴重だと実感しています。
マナボックスは、単なる会計事務所ではなく、
私たちのビジネスの悩みに真正面から向き合ってくれる“伴走者”のような存在です。
今後の展望
〜「人を豊かにするIT」で、私たちが目指すこれからの世界〜
私がこの事業を始めたきっかけは、学生時代に抱いていた想いに遡ります。
当時、父の影響でコンピューターに興味を持ち、「ITの力で人を豊かにしたい」と心に誓いました。
外資系のIT企業で20年ほど働き、ひたすら仕事に没頭していた私ですが、コロナ禍で働き方が変わり、自分を見つめ直す時間ができたことで、この原点をもう一度思い出すことができました。
そのとき、ふと思い出したのが、以前日本で出会ったベトナム人女性の話でした。日本語という難しい言語を一生懸命学び、努力しているにもかかわらず、収入や働く機会に恵まれず、生活に豊かさを感じられていない現実がある——
その話を聞いたとき、「何かできないか」と強く感じたのです。
そこから、「日本とベトナムの人材がチームを組んでITソリューションを提供する」という今のビジネスモデルを思いつきました。
現在は、日本のお客様向けに、日本側のメンバーがフロントに立ち、ベトナムのメンバーが裏で支えるという体制で、SAP社のERPを中心としたITソリューションの導入、保守・運用、業務改善の支援を行っています。
現在では、ERPや基幹系システムの領域に留まらず、データ分析や予算管理、連結会計など一歩進んだ領域でのソリューションも提供しております。また、今後はサプライチェーン管理(SCM)や、顧客関係管理(CRM)、人事労務の領域にも展開していく予定です。
さらに、ベトナムの優秀な日本語人材がもっと活躍できるように、経理や人事といった業務を受託するBPOサービスにも力を入れていきます。
そして、この日越協業モデルを確立した先として、カンボジアにも手をつけ始めており、インドネシア、フィリピン、タイ、ミャンマーといった東南アジア各国への展開を予定しています。
さらにその先には、バングラデシュ、ネパール、スリランカ、インドといった南アジアも視野に入れています。
また、将来的には、さらなる顧客開拓の一環としてアジア以外の市場、特にオーストラリア・ニュージーランドへの展開も考えています。
これらの国々は時差が少なく、多文化に対する柔軟性もあるため、日本・アジアとの協業がしやすい土壌があると感じています。
私たちは、単にITサービスを提供したいのではありません。
「アジアの人材に活躍の機会を提供すること、それらが成長し、力を発揮できること」
その両方を実現していくことが、創業時から変わらない私たちの願いです。
世界中のリソースとイノベーションを、日本の力に変えていく。
そして、アジアの仲間たちとともに、より良い未来をつくっていく——これが、私たちの描く“次のステージ”です。