こんにちは、マナボックスの菅野(すげの)です。
「何かで成果を出すためには、以下の3つが揃っていなければいけない。」
と、7つの習慣のコヴィー博士は言っています。とても有名な人ですよね。
それはなにかと言うと、、、。
1)マインドセット
2)スキルセット
3)ツールセット
の3つだそうです。
ご存じだったでしょうか?
実は、、、
これ、海外子会社管理にもあてはまる
不変、普遍の概念です!
本日は、この概念を海外子会社管理に当てはまて説明していきたいと思います。
海外子会社管理のスペシャリストになれること間違いなしです。
マインドセットとは?
『マインドセット』とは、簡潔に言うとあなたの考えや気持ちの部分です。
例えば、一体何をしたいのか?なぜその業務をしているのか?
どういった心構えでお客さんと接しているのか?と言った気持ちの部分です。
海外子会社管理で言えば、、、。
✔本当にグローバルで仕事している価値を理解しているか?
✔どうせ日本に帰るしという中途半端な気持ちをもっていないか?(現地にコミットしているか?)
✔海外、グローバルで仕事をすることによって世界に影響を与える人になれる!ということを確信している、とか。
といった心構え、マインドの部分です。
もっといろいろあります。
考えてみると、たくさん出てきますよ!
スキルセットとは?
『スキルセット』とは、文字通り、持っている知識や技能のことですよね。
何をすればいいか、具体的にどのようにすればいいか、それについてどれくらいの勉強をしているか、といった部分です。
具体的にできることや、提供できる価値、専門家としてのノウハウとも言えますね。
ベトナム海外子会社管理で言えば、
あなたの元々の専門知識(製造技術、金型技術、IT知識、広告、内装デザイン、石油の知識、フレコンの知識など)はもちろんのこと
✔海外人材、スタッフと円滑なコミュニケーションができるか?(英語、ベトナム語)
✔ベトナムの法律、税務、慣習についてどれくらい知っているか?
✔現地から必要な情報を入手できるか?
このような部分になります。
ツールセットとは?
3つ目ですが、「ツールセット」とは、実行するのに必要な道具、環境、のことです。
ベトナム海外子会社管理で言えば、
✔いいパソコン、タブレットを持っているか?という単純なことから
✔業務を見える化できるツールを持っているか?
✔参考にできるようなマニュアルを持っているか?
✔帳票、契約書のサンプル集テンプレートを持っているか?とか、そういったことを言います。
そして、あなたとあなたのスタッフが成果を出すためには、
●マインドセット
●スキルセット
●ツールセット
の3つのバランスがとても重要で、どれかひとつが欠けていても、成果は出ません。
一番大事なもの。それは?
そしてこの3つの中で、最も継続的にあなたの成果に寄与するものがあります。
それはいったい何でしょう?
・・・実はそれは、3つ目の「ツールセット」です。
これは、仕組みとも言い換えられますよね。
本当なのか?
そう思うと思います。
例えば、「字がうまくなりたいよ!」
言いながら、練習もせずにペンを大量に買うようなものですので、「ツール」ばかりに頼るということは意味のないことです。
しかし、一方である程度、字をうまく書きたいなら、いいペン、筆を手にしたとたん、成果が出る!ということもあります。
あるいはそもそも、ペンを持っていないなら、まず、ペンを手に入れる必要がありますよね。
ツールはとても大事です。
身近な例でいうと、ゴルフもなんかもそうじゃないですか?
ベトナムのあのゴルフ場、パター難しいんだよなー。
でも、いいパターに変えたとたん、成果につながることありますよね。
海外子会社管理も同じです。
ある程度、法律、税務を学んでいて、海外コミュニケーションの重要性を理解していても、、、
「マニュアル」
「業務テンプレート・ひな形」
「経理、人事・総務のTo do リスト」
「帳票、契約書のサンプル」
のような、真似できる、あるいは参考にできるようなものを持っていなければ、成果は出ません。
なぜならば、スタッフはいつか退職や産休するからです。
想像してみてください。
もし、「ツール」がなければ、
あなたやあなたのスタッフは退職の度に四六時中、口頭で引き継ぎする必要があります。
人は忘れる生き物です。そのため、何度もミスを繰り返しては、また口頭で教えなければいけません。
こういうと、ネガティブに聞こえますね。私だって、スタッフが退職したら悲しいです。
しかし、海外、このご時世、ずっとスタッフが会社にいるという事はありません。
また、マニュアルっていうと機械的で無機質な印象があるかもしれません。
でも、そうではありません!
すぐに、人の能力を発揮させてあげるにはやはりツール、仕組みが必要なのです。
なぜならば、ツールセットがある場合とない場合で人の成長速度がまったく違うからです。
このように、①マインドがあって②スキルがあるのなら、これらのツールを手に入れた瞬間に、成果がみるみる上がる、ということになります。
例えば、古い、スペックの低いパソコンで仕事をしていた人に、新しくて品質のいいパソコンを持たせれば、 一瞬で成果が変わりますよね。
「ツール」(仕組み)には、 そういった絶大な効果があるのです。
あなたの会社が、「ツール」(仕組み)によって最高のパフォーマンスを発揮できることを祈っています。
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■ 仕組みを作って“本気”出しませんか?
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「 海外子会社管理はしくみが9割! 」
海外、べトナムにおけるマネジメントの鉄則は、
業務を属人化させない、見える化し、ノウハウ蓄積できる仕組みを作ることです。
経理業務、間接業務の成果は見えずらいです。蓄積が難しいです。
頑張りを資産として蓄積し、見える化するツールです。