こんにちは、マナボックスベトナムの菅野です。
本日は、マーケティング、広告の際に「顔出し」が必要か?というテーマでお話します。
実は、先日、ハノイの友人から誘っていただき、ベトナム人のプロフェッショナル(弁護士や会計士、経営者)向けに僭越ながら、マーケティングに関するトピックをお話させていただいたんですね。私は、
「プロフィールで売上を獲得する方法」
というテーマでした。
企業の一番の悩みの一つは、集客ですよね。集客できなければ、売上が上がらないし、キャッシュも減っていく一方だからです。綺麗事言っても、キャッシュがなければ今の時代は、倒産です。
私のトピックの中で、「顔出し」という話がありました。
Trong nền kinh tế đang chuyển động không ngừng như hiện nay, việc sử dụng mạng xã hội để tương tác với khán giả và quảng…
Công ty TNHH Manabox Việt Namさんの投稿 2020年12月22日火曜日
この記事のもくじ
結論:マーケティングのための顔出しは場合による
以下が、結論です。
- コンサルのような人が主役の場合は、「顔出し」した方がいい。
- 商品のようなモノが主役の場合は、「顔出し」なしの方がいい。
実際の検証されたデータも引用して解説していきますね。検証されてデータがあるので説得力ありですよ。
人が主役の場合は、顔出したほうが信頼も得られ売上も3.5 倍?
例えば、弁護士や医者、会計士、コンサルティングの場合ですよね。プロフェッショナルのサービスって行っていいかもしれません。この場合は、顔出しした方がいいです。
なぜならば、あなたの将来のお客様に安心感・信用を与えるからです。すこし想像してみましょう。あなたが例えば、海外進出で悩んでおり、コンサルティングが必要なケースです。事前に顔がわかって、「相談しやすそうだな」「信頼できそうだな」って安心したいですよね。でも、顔出ししてないと、お客様からすると、それがわからないので、問合せしたくても、躊躇してしまうのですね。
下記のようなデータもあるようです。
その事例をこっそりお伝えすると…。
コンバージョン率177%?
マーケッター向け専門メディア「MarkeZine(マーケジン)」編集部による記事(2014年8月25 日付)によれば、「人間の顔が入っている広告は177%コンバージョン率が高い(保険の広告に関する調査)」という。
売上が3.5倍も違う?
顔が入っているかどうかで、売上が約3.5倍も変わるのである。
顔出しするかどうか?で売上が3.5倍も変わるのです。以下を参照ください。神田昌典氏の稼ぐ言葉の法則という書籍で紹介されていました。
確かに、顔を出すのは恥ずかしいかもしれません。私も抵抗がありました。めっちゃ嫌でしたよ。けれども、ウェブ上で顔出ししてますし、youtububeもやっています。
なぜか?
という事を考えてみました。それは、以下かなと思っています。
- ・嫌われる勇気を読んだ「お前の顔を気にしているのはお前だけ」
- ・経営者の友人がたくさんいた。Twitterでフォローしている人に勇気づけられた。
- ・会社のため、従業員を幸せにするためと大義名分を作った。
このあたりですかね。環境が大事だと思います。だって私は、内向的ですし、控えめです。
モノが主役の場合は、シンプルに「商品の写真」だとクリック率が上がる
では、人が主役でなく、食品などのモノの場合はどうでしょう?
この場合は、「商品の写真」のようです。綺麗なモデルやタレントの写真ではなかったのです。
これは以下の書籍「100%確実に売上がアップする最強の仕組み」に記載されていました。この書籍は実際のテストに基づいて検証済みの手法が紹介されている実務的な書籍です。
これによれば、ネット広告でクリック率が高かったのは「商品の写真」でした。ネット広告において、キャッチコヒーが最も大事なのですが、「写真」が次に大事です。写真によって、クリック率に影響を及ぼすからです。
提供したい価値が商品のようなモノの場合、その目的が商品を売ることだからです。したがって、通販会社のようなモノを販売する場合、多額のお金をはらってモデルやタレントを利用することは、無駄金になってしまう可能性が高いです。
これは、顧客が女性の場合、モデルやタレントの好き嫌いが激しいからだと推測されているようです。
「あの人きらーい」
って感じでしょうね。ベトナムはどうなんでしょうか?
本日のまとめ
本日は、マーケティングで「顔出し」すべきか?否か?というお話でした。
結論は、「場合による」でした。
- 人が主役の場合は、「顔出し」すべき。
- モノが主役の場合は、「顔出し」でなく、商品等のモノの写真にする。
結局、何が?主役か?という点で整理できますね。基本は、顧客目線です。顧客にとって何が重要な情報か?という事だと思います。
今日の話が、何かお役に立てる事を祈っております。