こんにちは、すげのです。
最近のYouTubeメンバーシップが話題になっていますね。著名なブロガーさん等が、一部のコンテンツについてYouTubeメンバーシップにより有料化に変更していますね。
最近では、マコなり社長も月額制のサービスを発表しましたね。
私は、テックキャンプのイナズマ を申込みましたが、マコなり社長のYoutubeの影響は大きかったです。(一番印象に残っている動画は、モノガミーなんですけど🙇♀️すごく興味深かったです)
ちなみに、私の場合は、現状、以下のサロン等の月額サービスを利用しています。
- DaiGoさんのニコニコ動画
- 西野亮廣エンタメ研究所
- 中野巧さんのコピーライティングラボ
- Newspicks アカデミアMOOC
これらの収益ビジネスモデルを何て言うか?
「サブスクリプション」
と言います。ご存知の人も多いかと思います。
簡単に背景を説明すると以下の2点と言われています。
顧客の視点:所有から利用(例:自動車を保有じゃなくて共有)
企業の視点:モノが売れない時代(作れば作るほど売れる時代は終わった。)
以下の本が参考になりました。ストック型のビジネスなんて言い方もします。
動画も作成しました。
この記事のもくじ
【結論】限界費用がほぼゼロ。そして、継続的である
早速、結論を申し上げますね。
- 限界費用がほぼゼロ
- 単発的でなく、継続的な売上であること。(安定をもたらす)
この2つがあると思っています。
これについて、詳しく解説していきたいと思います。
限界費用とは?ほぼゼロってなると?
限界費用とは?売れると嬉しい反面…。
限界費用とは、いったいなんでしょうか?
経済学における生産量の増加分一単位あたりの総費用の増加分。限界生産費。マージナルコスト。MC(marginal cost)。
のことです。ちょっとわかりにくいですよね。
もう少しわかりやすく言うと、
売れれば売れるほど、それに比例して増加する費用のこと。
例えば、モノ作りの製造業がわかりやすいと思います。製造するためには、原材料が必要です。
飲食店もそうでしょう。お客様が増えるたびに、食材が必要になります。
お客様への販売が増えれば増えるほど、食材などの費用は増加しますよね。
このように言い換えることもできます。ちょっと微妙かもしれませんが…。
売れれば売れるほど、疲弊してしまう。
売上が増加するのはいいけれども、それに伴って、疲弊してしまうビジネスモデルのことです。
限界費用がほぼゼロ!のサブスクリプションモデル
月額制であるサブスクリプションのサービスでは、この限界費用がほぼゼロです。つまり、売上が上がっても費用は増加しないというビジネスモデルです。ただし、継続的に顧客に価値を与える必要はありますよ。
例えば、DaigGOさんのニコニコ動画サービスをイメージしてみましょう。
このサービスの月額は500円です。例えば、会員数が以下のように成長したとしましょう。
過去 | 今 | |
会員数 | 1,000人 | 10万人 |
月額売上 | 50万円 | 5千万円 |
現在は、会員数が10万人以上いると言われていますから、月額の売上がなんど5千万!です。すごいです!
では、売上が増える(会員数)たびに費用(コスト)は増えていますでしょうか?
細かな点を除けば、基本は増えませんね。DaiGoさんの工数も基本的には変わらないはずです。もちろん、毎日配信などやり方をすごい変更すると負荷は増えるとは思います。
このことを、限界費用ほぼゼロと言います。上述の製造や飲食店とは、違うと言えますよね。
限界費用が発生する場合との比較を図解すると以下のようになります。
売れると嬉しい。しかも!
サブスクリプションモデルは、このような言い方もできると思います。
売れて売れても、疲弊しない。変わらない。
オンラインコンテンツなどを作って、そのコンテンツに自動的に働いてもらうという言い方もできます。まさに資産!
もちろん、継続的に価値を提供しているという条件付きですよ。
参考記事:【図解あり】With コロナ時代における、金持ち父さん貧乏父さんから学ぶファイナンシャルリテラシー!人生100年時代での”資産”の意味とは?
継続的な売上 スポットではないから安定をもたらす
2点目は、継続的な売上だということです。月額〇〇円なので、毎月一定額が収益として入ってきます。
これと反対な概念として、単発的な売上があります。スポットの売上と言い換えることもできます。
例えば、世間では、コロナにより、世の中全体に影響を与えました。これにより、経済の動きが鈍化しました。そうすると、上記の単発的な売上が影響を受けることになります。
例えば…
- 建設関係係デザイン案件
- 設備の販売
- プロジェクト系の案件
マナボックスであれば、以下のようなサービスが単発売上(スポット)となります。
- 業務標準化支援コンサル
- ベトナム進出支援(設立コンサル)
- A3で経営見える化
- 税務チェックリストコンサル支援
などなど。とても意味のあるサービスですが、単発であること、プロジェクトによっては赤字になるというのも悩みです。
仮にこればかりに、頼っていたら、売上がゼロの月もある。ということになり、経営が安定しません。そして、経営者の心も安定しませんね。やはり、資金繰りというのは、大事なのです。
月額制のサービスで稼ぐ人の共通点、それは設計図
私も、いろんな優秀な人をフォローし、上記のように課金して、自分に投資しています。
設計図が巧妙だ。
これら月額制で成功されている人には、共通点があります。
それは、
設計図がしっかりしていると言う点です。
もう少し具体的にいうと
フロントエンド商品
バックエンド商品
をしっかり持っているということです。
マーケティング用語なので、知らない人もいると思いますので解説します。
フロントエンド商品 | バックエンド商品 | |
価格、収益性 | 低い | 高い |
目的 | 潜在お客様を集める 新規顧客獲得 | 儲ける 利益最大化 |
例えば、こんな感じです。抜け漏れあったらごめんなさい。
フロントエンド商品(無料も含む) | バックエンド商品 | |
西野さん | ブログ、Youtube、Voicy 書籍 | オンラインサロン |
DaiGoさん | Youtube、書籍 | ニコニコ動画の会員 |
マコなり社長さん | Youtube | 月額制のサービス Mkonari Inside Stories |
つまり、いきなりバックエンド商品を売ろうとしても無理なのです。
やはり信用の積み上げが大事
きちんと、信用、信頼を積み上げてファン化してもらう必要があるんですね。
上記で述べた人の無料での提供する半端ないです。正直。毎日、コツコツと積み上げをされています。
もう一つありました。課金した方が、やりがいあり!持続可能性がある?
最近は、SNS上で、誹謗中傷がひどいですよね。悲しいニュースも聞きます。
私が、印象的な言葉あります。
それは、DaiGoさんが時々いう言葉
「無料なんだから文句言うんじゃねーよ」
的なことです。
悲しいかな、お金を払わない人ほど、変な人(モンスター)の可能性が高いのでしょう。セミナーも無料じゃなくて、ちょっと有料した方が、売上に繋がる可能性が高いです。
情報クレクレ君が関わることが多くなってしまうんですよね。
有料コミュニティであれば、その人のファンなので、変なこと言う人の可能性が低くなります。無料で話せないことも話せるので、楽しいんだと思います。
これに加えて、本当に伝えたい事、価値のある事では、有料メンバーシップじゃないとダメだと判断しているのですね。
一番価値ある話は
YouTubeでは話せない
って、マコなり社長も動画で言っていました。
本日は、月額制のサービス、サブスクリプションがなぜ魅力的なのか?経営管理的な視点で評価すると?というテーマでお話させて頂きました。
あなたがビジネスモデルを理することにより収益の最大化できることを祈っております。
それでは、また!