こんにちは、マナボックスの菅野(すげの)です。

今日も疲れた、、、、。

キンマに飲みに行こう!

海外で、ストレスが溜まる時だってありますよね。

飲んで騒いで、ストレス発散した後、

いざ、会計の時に

 

「レッドインボイスは必要ですか?必要なら10%加算されますけど、、、。」

「郵送になるので、後日発送になります、、、。」

「届いてないし!」

このような事だけではなく他の困った事例もたくさんあります。

レッドインボイスには、本当に悩まされる、、、、。頭が痛い、、、。

ベトナムに駐在されているあなたは、赴任当初は戸惑ったのではないでしょうか?

私は最初は、戸惑いました。

「レッドインボイス、、、、。赤い領収書、、、、。」

とても有名ですよね。ベトナムにいれば、よく聞く言葉の一つだと思います。

べトナム語では「Hóa đơn  (ホアドン)」と言われます。

もしかしたら、あなたの会社の経理担当者が、「ホアドン!ホアドン!」って言っているのを聞いたことがあるかもしれません。

「請求書?領収書?」

いったいどっちなの?

って混乱してしまいますよね。

本日は、ベトナムのレッドインボイスについてお話したいと思います。

本日のお話を理解して頂ければ、取引先が全然お金払ってくれない、、、、。ケンカしてしまった、、、、。

なんて面倒臭いことを防止できるはずですよ!

 

領収書と請求書(インボイス)の一般的なイメージ

 

日本でお仕事をされている時、「領収書」はどのように理解されていましたか?

「領収書」は、支払が行われたあとに、代金を受け取ったことを証明する書類ですよね。

次に、「請求書(インボイス)」は、どうでしょう?

「請求書」は、料金や代金などの支払を請求、つまり依頼するときの書類です。

お金をきちんと支払ってくださいね。というものです。

 

さて、両者の違いはどこにあるでしょう?

 

それは、事前なのか?事後なのか?です。

「請求書」は、支払を求めるときに発行するものでした。

反対に、

「領収書」は、お金を受け取ったときに、お金を払ったことを証拠として残しておくために発行するものですね。

このように、請求書と領収書は、本来、意味合いが異なるものです。

そのため、ベトナムのレッドインボイスが、公式領収書と呼ばれることに違和感があるのですね。

混乱してしまう原因です。

 

レッドインボイスは、交渉の武器になる。

 

「レッドインボイス」は、パワーを持っています。買主は、どうしても入手しなければいけません。

なぜならば、「レッドインボイス」は、

〇損金算入されるため必要な書類。

“損金不算入”ってなんだ?で詳細を記載しています。お時間あれば参考にしてください。

〇VATの仕入控除に必要な書類。

インボイスは、お金と一緒で詳細を記載しています。お時間あれば参考にしてください。

だからです。

このように、「レッドインボイス」というのは、とてつもないパワーがあるのですね。

言い換えると、武器と考えることもできます。

事例、図で理解してきましょう。

買主の力が強い場合

 

買主は、料金を支払う前にレッドインボイスを入手しました。(もの、サービスは受領済み)

そうなると、「もういいや。支払いしなくもても、遅れても、、、。」

というマインドになってしまいます。

武器を手に入れてしまったからですね。

 

売主が力が強い場合

 

売主は、未だ、レッドインボイスを発行していません。

そのため、売主のほうが力関係が上ですね。

 

実務上はどうする?

 

インボイスであってインボイス(請求書)でない。

赤い領収書。レッドインボイス。

うーん、難しいですね。

度々、交渉に使われます。騙されてしまうことだってあります。

例えば、売り先である取引先に代金の支払いを求めると、

「先にレッドインボイスを発行してくれよ。それがないなら支払えないよ。」

と突っ返されることもあります。

そして、レッドインボイスを発行してしまうと、支払いをなかなかしてくれない、、、、。

「ふざけんな!」

揉めちゃいますよね。ケンカになってしまいます。人間不信になってしまいます。

それでは、実務上、どうするのでしょう?

いくつか例をご紹介します。

レッドインボイスを発行する前に、「デビットノート」を売主が発行するケースもあります。

(レッドインボイスの原本ではなくコピーを見せるという手もあるようですね。)

まずは、先に述べた、いわゆる請求書としての役割の書類を発行するのです。

そして、買主が支払いをした後に、レッドインボイスを発行します。

こうすると、いわゆる領収書としての書類の役割になりますよね。

図にすると以下の通りになります。

もちろん、取引は信頼関係ですから、必ず上記のようにする必要はありません。

きちんと信頼関係があって、支払いも問題ないというのであれば、通常の請求書のように、支払い前にレッドインボイスを発行するのもありですよね。

レッドインボイスに関する規制も、時代の流れからだんだん緩和されていっているようですが、面倒な事はまだまだあります。

重要なのは、あなたがレッドインボイスの意味、力をきちんと理解することです。

正しい交渉が可能ですし、力関係も上に立つことができます。不足の損害も防止できます。

 

あなたが、レッドインボイスを理解することにより、いらないストレスを受けないことを祈っていますね。

 

それでは、また!

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