こんにちは、マナボックスベトナムの菅野です。

本日は、あなたの会社の事業活動をわかりやすく、抽象化し、パターン化していきたいと思います。取引の整理できますので、スッとあなたの頭に入ってくるはずです。

また、仕訳を整理したい人にもお役にたてるはずです。

この記事はこんな人のために書いています。
  • 会計の専門家でないが、経営者などで、会計を学びたい。
  • 会計と経営をリンクさせたい。
  • 取引を整理したい。
  • 仕訳の標準化を考えている。
スポンサーリンク

会社の事業活動は、大きく6つにグループ化するとわかりやすい

あなたの会社は、日々、活動をしていますよね。その数は、とても多いはずです。しかし、会計という視点で見れば、以下の6つグループに整理するといいのかなと思います。

まず、前提として、会計とビジネスは結びついていることの意識を強めてくださいね。これをしっかり、認識することで、グッと、あなたの会計力は高まります。

>>【図解】会計とは? 財務諸表が作成され報告される流れを図解も使って徹底解説!

  • 買う
  • 仲間と仕事する(人)
  • 売る
  • 税金(国によって違う)
  • お金(払う・もらう)
  • 経理っぽい(評価・配分・見積もり)

図解すると以下の通りです。

それぞれ解説していきますね。

買う

まず、買う。です。会社を運営していく上で、この“買う”って行為は必須ですよね。イメージもしやすいと思います。

これは、以下に細分化しましょう。

  • 投資(設備など)
  • 商品
  • 経費

投資

まず、投資です。具体例としては以下があるでしょう。

  • 機械設備
  • 建物
  • システム投資

金額が大きくて、あなたのメインの商品、サービスを生み出すだめに必要なものという理解でも大丈夫かなと思います。

商品

次に、商品です。具体的には、以下です。

  • 原材料
  • 製品
  • 商品
  • サービス

あなたの会社の売上のために、直接的にお客様に提供するモノやサービスです。例えば、自動車のような製造業であれば、「車」やそれを製造するための「原材料」です。

あなたの会社が、商社であれば、仕入れた「商品」ですね。そして、サービスであれば、「サービス」で、ちょっと難しいかもですが、人件費が商品となります。例えば、コンサルティングサービスであれば、専門家の意見やアドバイスに対して、お客様は価値を感じてお金を払ってくれます。つまり、人件費→商品という風になるんですね。

経費

続いて、経費です。これは、販売費や管理費です。この活動は多岐にわたります。別な言い方をすると、会社の活動をささえるための活動の費用と言ってもいいかもしれません。例えば、以下のようなものがあります。

  • 広告宣伝費
  • 間接部門の人件費
  • 接待費用
  • 家賃

本当はもっとたくさんあります。以下のリンク先をが参考になると思います。

>>ベトナム勘定科目をデザイン 経費(購買)関係の仕訳をデザインする!

売上を獲得するためのメインである商品・製品・サービスを作るために必要な活動のために必要な費用ですね。

売上との関連度で理解を整理する

この“買う”という活動ですが、売上との関連の強さで分類しても理解が深まります。

買うの種類

売上との関連

商品

強い・直接的

投資

中くらい・間接的

経費

弱い・間接的

仲間と仕事する(人)

続いて、ヒト関係です。事業を進めるにあたり、仲間は必要ですよね。あなたを支えてくれるメンバーです。こちら会計的な視点でいうと人件費という表現がされます。

>>【ベトナム勘定科目】人件費の仕訳のパターンをデザインする!【図解あり】

こちらですが、以下のように整理できます。

  • 直接労務費(モノやサービスを直接作るヒト:工場のワーカーさん)
  • 間接労務費(モノやサービスを直接作るヒト:品質管理部、工場長)
  • 管理部門(販売・管理)

次に、ベトナムでよくあるビジネスに紐づけて理解していきましょう。

ビジネスと関連させての具体例

ヒト(人件費の分類)

製造業ITコンサル

直接

工場の現場のワーカーさんサービスを作るお客様にサービスを提供する専門家

間接

品質管理部・工場長

社長社長

管理

間接部門(人事部や経理部門)間接部門(人事部や経理部門)間接部門(人事部や経理部門)

売上との関連度で理解を整理する

この“仲間”という視点ですが、“買う”と同様に売上との関連の強さで分類しても理解が深まります。

“仲間”の種類

売上との関連

直接

強い・直接的

間接

中くらい・間接的

管理部門

あまり強くない・間接的

(ただ、マーケティングなどは、売上獲得や企業価値を高めるのでそう言った意味では、とても強い)

売る

3つ目は、“売る”という活動ですね。

これは、イメージしやすいと思います。あなたの会社の主な活動だからです。

製造したモノを販売する。仕入れた商品を販売する。サービスを提供する。などです。

>>【ベトナム勘定科目】売上の仕訳のパターンをデザインする!【図解あり】

税金(国によって違う)

4つ目は、“税金”です。

これも、わかりやすいですよね。ニュースでよく見ると思います。脱税とかタックスヘイブンとか…。関心が高いのではないかと思います。

儲けた利益については法人税を納税しなければいけませんし、給与をもらえれば個人所得税も発生します。

この税金は、国によって制度が異なるでの、その国の税制を理解する必要があります。

ちなみにベトナムの税金の全体像は以下の通りです。

>>ベトナム税金の申告・納税スケジュールをスッキリ覚える方法【11パターンに整理】

お金(払う・もらう)

続いて、“お金”です。

これも、馴染みがありますよね。普段、個人としても、お金を使っていると思います。今のところ生きていくためには、どうしてもお金が必要そうです。そして、会社も同様です。お金は、人間の体で言うと、血に喩えられることがあり、それくらい重要だと言うことです。

上記で、お伝えさせて頂いた、“買う”“仲間”“税金”“売る”の活動ですが、最終的には、お金というところに行き着きます。

  • 買う→お金必要
  • 仲間→給与払う必要
  • 売る→お金もらうことができる
  • 税金→国に支払う必要

図解すると以下のようになります。

コラム:ジョンソン・エンド・ジョンソンの「我が信条(Our Credo)」ともリンクする

みなさま、ジョンソン・エンド・ジョンソンはご存知でしょうか?世界的に有名な会社です。

「バンドエイド」やマウスウォッシュ「リステリン」使い捨てコンタクトレンズの「アキュビュー」「ベビーローション」などなど…。絶対聞いたことありますよね。

この会社の

「我が信条(Our Credo)」

も、とても有名で、いろいろな書籍に取り上げられています。目にしたことがあるのではないでしょうか?私もとても参考にして真似しております。

これは、ジョンソン・エンド・ジョンソンの価値観を言語化したものです。これが会社の活動とリンクします。まとめると以下のようになります

  • 一番目が顧客とビジネスパートナー(買う・売る)
  • 二番目が社員とその家族、(仲間)
  • 三番目が社会(税金)
  • 最後が株主(配当)

クレドの詳しくは以下をご覧ください。

https://www.jnj.co.jp/about-jnj/our-credo 

図解すると以下の通りです。損益計算書の雛形の順番とも関連しますね。

経理ちっくなこと

最後に、経理ちっくな話です。少しだけ専門的な点ですので、ピンときにくい箇所かもしれません。

  • 評価
  • 配分
  • 見積もり

大きく3つに分類されるかなと思っております。

最初の、評価というのは、例えば、外貨のお金を換算したりすることですね。

次に配分ですが、これは、減価償却費と前払費用の費用化があります。

>>【図解あり】インドの製造会社で経理部門の責任者だった公認会計士が説明する!「減価償却費」ってなに?

そして、3つ目の見積もりです。例えば、売掛金の回収可能性を評価することが挙げられます。得意先が倒産しそうとなったら、売掛金がすべて回収できない可能性がありますよね。それを評価することです。また、商品の見積もり評価もそうです。

商品が古くなり、100円で仕入れたのが、80円でしか売れないとかなったら、100を80に下げることが必要となりますよね。この20を切り下げることです。

本日のまとめ

本日は、あなたの会社の事業活動を6つのパターンに整理するというテーマでお伝えしました。

こちら、会社以下のような視点でも整理できますよ。

本日のテーマ

3つの会社の活動

お金

集める
買う・お金

投資する

買う・仲間・売る・税金・お金

儲ける

このように整理することで、会計とビジネスを結びつけやすくなりますし、仕訳の標準化やルール作成にも役立ちます。

 

参考になれば幸いです。