こんにちは、マナボックスの菅野です。
今日は、「商品の会計処理の覚え方のコツ」についてお伝えします。会計に携わったことのない人にとってこの部分がわかりにくいのですね。
「商品」とは例えば…
- あなたが雑貨屋さんなら雑貨
- あなたが車屋さんなら車両
- あなたが洋服屋さんなら洋服
なにかを「仕入れ」して「売る」ビジネスを想豫してください。
仕入れてお店にある時は「資産」売れたら「費用」
これが結論です。
ただ、これがピンと来ない場合があるのでわかりやすく解説していきますね。
- 5つの箱と「対応」で理解する
- 金持ち父さんから学ぶ
この2つのアプローチでいきたいと思います。
5つの箱と「対応」で覚える
会計は、5つの箱しかありません。すべてのストーリーがここで説明できます。まず、これは脳みそに焼き付けましょう!
>>経理・会計の専門じゃない人が仕訳を理解するための2つの視点と5つのボックス
例えば、100の商品を仕入れする。そしてそれを150で売る。という2ステップをイメージしましょう。
仕入れした時はまだ、売上に貢献していないので「資産」にあります。そして売上で150のお金を受け取った場合、150は売上ですよね。でも、本当に知りたいのは利益です。そのため売上に「ぶつける」ことが必要なのです。収益と費用の「対応」という表現をします。
この事例でいうと150に対応するのは、売れた商品の100ですよね。対応させるためには「費用」の箱に移動させる必要があります。このように考えると、仕入れた時は資産で売れた時には費用となるという理解が深まると思います。
金持ち父さんから学ぶ !売上原価
続いての理解の方法は名著「金持ち父さん貧乏父さん」から、学ぶ方法です。もし読んでいない人がいたらかなり人生を損していると思うので是非読んでくださいね。
商品を仕入れし、あなたのお店にある時、その商品は「お金を生み出す」パワーがありますよね。
資産=ポケットにお金を入れてくれるもの
だからです。
しかし、それがその「役目」を果たした時、資産としての価値がなくなります。(役目を無事完了)。そのため資産の箱に入れておくことはできません。費用の箱に移動するのです。このように考えると理解が深まるかと思います。
今日のまとめ マナホックで学びのサービスを提供しています。
本日は、商品は仕入れたら「資産」で売れたら「費用」の理解する方法をお伝えしました。
キーワードは「対応」と「資産はお金生み出すパワー」でしたね。
社長様が会計の基礎を学ぶことは必須です。そうしないとあなたの会社の社員を不幸にするからです。
少し敷居が高いかもですが、是非頑張ってください。
弊社では、マナホックというプロジェクトで学びを通じて皆様のビジネスをサポートしています。どうぞよろしくお願いします。